地面に立っている木ならまだしも、まして皮も葉っぱもない材木になった樹木を見てもいったい何の木かわかりませんよね。
たとえば家の中を見渡して、この柱は何の木か、天井はなんの木か言い当てられる人は少ないと思います。

このコンテンツでは25種類の日本で一般的に見られる樹木を板にした状態で紹介しています。
さーあなたはいったい何種類の木をみわけられますか?Let's challenge!

木の種類
用語解説

木を割切りにしてみると、左の図のような形になります。

外側には樹皮(じゅひ)と呼ばれる皮があり、皮の内側の淡い色の部分を辺材(へんざい)と呼びます。

辺材は水を通す働きがあり、根から吸い上げた水を葉っぱに送っています。また葉っぱでできた澱粉などを蓄えてもいます。

辺材の内側に一般的に色の付いた心材(しんざい)があります。
辺材が生きている細胞であるのに対し心材は機能を終えた細胞(死んだ細胞)の集まりです。辺材がその働きを終えると心材へと変化するのです。

一般に針葉樹の方が心辺材の区別ははっきりしています。

※木の性質をもっと知りたい人は
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