ヤマグワ(クワ科クワ属)   Morus bombycis

ヤマグワは北海道、本州、四国、九州に分布し樹高12m、直60cmに達する。
材は優良な環孔材で心材は黄褐色、辺材は淡黄白色心辺材の境界は明瞭。
年輪は明瞭で肌目は荒く、美しい杢の出るものもある。
木材としての蓄積はきわめて少ない貴重材である。
葉は養蚕に利用される。
材は建築、家具、細工ものとして利用される。


気乾比重 0.62
全乾比重 0.58





落葉広葉樹


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