ヒノキ(ヒノキ科ヒノキ属)       Chamaecyparis obtusa

ヒノキは日本特産の樹木で、古来より建築材料として珍重されてきた。
本州、四国、九州に分布し、人工造林の主要樹種である。
高さ30m、直径1mに達する。
心材は淡黄褐色〜淡紅色で、辺材は淡黄白色、心材と辺材の境界ははっきりしない。
木理は通直で肌目は緻密で、国内一級の建築材料である。
材には独特の芳香と光沢があり、枝打ちを行っていない木には死節が多く見られる。

気乾比重 0.44
全乾比重 0.40





常緑針葉樹


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