スミヤケールで炭焼き
 今回は、岡山県林業試験場が考案した簡易軽量炭化炉「簡単スミヤケール」を使った炭焼きをご紹介します。
大きさは幅、770mm奥行き540mm、高さ520mmとなっており、少し小さめサイズの「簡単スミヤケールミニ」もあります。
重量は6.8kgと軽量なため移動も簡単です。材質はステンレス(SUS304)で酸による腐食に強くなっています。
ドラム缶窯などでは鉄製のため高熱や酸化により簡単に穴が開いてしまうことがありますが、この点ステンレスならかなり耐久性がありそうです。

  炭を焼く前にまずは場所の選定です。
周りに木などがなく平らで、できれば地面が掘りやすい場所が良いでしょう。草などが生えている場合は取り除いておきます。
  上蓋を地面に置き、これより少し広めに地面を平らにします。次に横の3/4、奥行きの3/4を目安に地面を掘ります。この時焚き口になる部分は深く、煙突に向かって傾斜がつくように堀込みます。焚き口部分はフタより15センチくらい少し外に出るようにします。焚き口が小さいとなかなか火が着きにくいので不深さは20センチくらい掘っても良いと思います。
  壁面を組み立てます。前壁と横壁を側壁側が上になるよう凸凹をはめ込んで最後に壁ピンで止めます。壁ピンは上面各コーナー4カ所を最初に入れて、その後下側の4カ所を止めます。
この際壁ピンは完全には入らず上部が残りますがこれが正常です。

  この状態で先ほど堀込んだ穴の上に設置しますが、壁ピンの下側が出っ張っているため、地面の固い場所ではコーナーの4カ所を少し掘っておきます。

最後に蓋ができるようゆがみを調整しておきます。
これで設置は完了です。
非常に簡単な設置がこのスミヤケールの特徴だと思います。慣れればものの5分もあれば一人で設置することができます。