ブナ(ブナ科ブナ属)     Fagus crenata








温帯林の代表的な樹木で白神山地のブナ林は世界遺産にも指定されている。
高さ約30mになり、樹皮は灰白色。
葉は互生し卵形か広卵形、縁には波状の鋸歯がある。
果実は3稜のある卵形の堅果で、2個の柔らかい刺のある殻斗に包まれている。
実はその形がソバの実に似ていることからソバグリと呼ばれ、森の動物の重要な餌となる。


落葉広葉樹




【木の名の由来】
ブナの林をわたる風が、梢を揺り動かしブーンという音をたてることからブンナリノキと呼ばれそれが詰まってブンナノキ、さらにブナノキになったともいわれる。


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