東北の猟師またぎ達が使っていたキジ笛の作り方をご紹介します。
■準備するも
 木の枝(なるべく樹皮のきれいなもの)
 ナイフ、のこぎり、刺繍糸(ゴムでも可)

1 直径1センチくらいの枝を15センチくらいに切断します。
次にこの枝を半分に割ります。
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2 この枝を中心から3センチくらいのところに切れ目を入れます。
同じように反対側にも切れ目を深さ1ミリくらい入れます。
そして同じ深さに掘っていきます。
同様に半割にしたもう片方にも溝を掘ります。
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3 木の皮を笛の長さより長めにむいてうすくそいでいきます。
この部分が笛でいうところのリードの役割を果たします。
2で作った隙間でこの皮がふるえることで音が出るというわけです。

4 皮を中心に挟んでたるまないように引っ張り刺繍糸で結んで止めます。
これを口にくわえて息を調整しながら出すと音が出ます。
あまり勢いよく吹いても音はでないのであとはコツをつかむだけです。
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刺繍糸の代わりにゴムで止めてもOKです。
木の皮の代わりにススキなどの葉っぱを使っても良いでしょう。